組織の概要
学際統合物質科学研究機構では、機構長、運営委員会からなる統括推進部門の戦略的マネジメントの下、融合研究推進部門および国際・学際・産学連携推進部門を設置し、事業を推進します。運営委員会には、副機構長に加え、各大学委員と外部企業研究者が客員教員として参画し、活動が円滑に推進される体制を築きます。融合研究推進部門には、4大学から総勢120名に及ぶ中核・若手研究者が参画し、融合研究プラットホームと若手共創研究プラットホームの階層的な取組により融合フロンティア研究を強力に推進します。国際・学際・産学連携推進部門では、独・ミュンスター大を軸とした国際連携のコーディネートを進め、さらには、IRCCSフォーラムを主催し企業との連携を進めます。また、本機構では、統合的な運営を進めるために若手教員を複数の機関にまたがって配置し、融合研究の推進と人材育成、研究資源の活用を進めていきます。
本組織の特徴
- 単なる研究プロジェクトを超え、4大学の連携を司る部局を一大学に設置:名大初
- 120名に及ぶ大学横断的組織:一大学では達成できないスケールエフェクトを生かした融合研究の推進・人材の流動
- 4大学の連携を加速させる若手教員を配置し、人が介する実質的な連携体制を構築
- 未来を牽引する若手中核研究者ネットワークを構築
- 各大学の強みとなる研究資源の相乗的活用